イェ・イェ・ブルーズ

作詞・作曲:佐野真於子

この先さらに20 km 今日はその程度歩こうと思う

ここから河口までもそれほどじゃないようだった

おぉ イェ イェ もう 風に吹かれて靴も服も

 

そう 嵐の音に顔を見合わせて笑ったあの夜

「30になったら僕は死ぬんだ」とお前は言ったな?

おぉ イェ イェ そんなことを思い出したよ

 

見たいと思って出掛けた山は あいにく今日は隠れていた

4匹もの犬を連れた男とすれ違ったっていうのによぉ

おぉ イェ イェ そんな日もあるだろう

 

おぉ イェ イェ イェ

生け垣からは今日もたくさんの子ども達が身を乗り出しているぞォ

おぉ イェ イェ イェ

お前のような愛の天才を俺は待っていたんだぜ

 

明るくまき上がる砂けむりは狂いながら浮かれているようだ

遠いアフリカ そしてブラジルへ思いを馳せる

おぉ イェ イェ ブルーの壁の大きな家さ

 

明日目が覚めたらお前はまた仕事に出掛けるのか

であるならばせめてこの俺の仕草を真似てみてくれ

おぉ イェ イェ 春の小鳥も歌っているさ

 

おぉ イェ イェ イェ

カフェのテラス席では誰もがこっちを盗み見ているぞォ

おぉ イェ イェ イェ

お前のような幸せ者を俺は愛しているんだぜ